CD「ヴィンテージ ゴールド」全曲解説⑧
ラストです。8曲目「いつかさよなら」
聴いていただければわかる通りバラード的な曲です。僕の曲では唯一のバラードですね。
そもそもあまり、というか全く恋愛モノ、男女関係モノの歌が無いうずまきとしてはかなり珍しい曲で、実際当初のレコーディング予定には入っていませんでした。ただ、ここまでの7曲分のベーシックトラックを録り終えて「ちょっとハードで暗すぎるかな?」と感じ、急遽その場でメンバーに弾き語りで歌って聴かせて、即録音。アルバムの最後にちょっとホッとする感じが出せたと思います。
以前のバンド「ラッキィズ」時代のライブではいつも最後に演奏していた曲で、当時好きだった女の子のことを思って書いた、ガチのラブソングです。笑っちゃいますよね〜。その女の子も僕もちゃんとお付き合いしている相手がいたんですが、お互いにひょんなことから燃え上がってしまい、でも終わらせなきゃいけないよね〜と思いつつ会いたい気持ちを抑えられない、というかなりベタな状況でした。でも歌にする段階でそんなヘビーな感情を抑えてうまくサラッと仕上げられたかな?とおもいます。
僕の曲には一見男女のことを歌っているようで実は違うよ、というパターンがいくつかあるのですが、これは卒業式でも歌えるような一般的な出会いと別れを歌ったように見えて実はドロドロのW不倫、的ないつもと逆のパターンです〜
いつかさよなら 作詞・作曲 みたもとき
別れが来ると知りながら
いつもそばにいたくなる
語り合い うなずきあい
そんな時のささやきの中で
星の輝き分け合えるのもひとときのこと
別れが来ると知りながら
いつもそばにいたくなる
やがて
別れが来ると知りながら
いつもそばにいたくなる
全てを今知りながら
君のそばにいたくなる
君のそばにいたくなる
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