バンド「うずまき」のブログ

バンドの事、音楽の事、楽器の事、その他少々の思いつきについて

ギターを弾く時間量と新しいギターを買いたくなる欲求の量は反比例するらしい

 年に何度か、どうしても新しいギターが欲しくてたまらなくなる衝動にかられる事があります。きっかけは些細なことで、というか実はきっかけなんか無い(^^)突発的に「あ、フライングVって渋い!」とか「やっぱ男は黙ってテレキャスターだよね〜」など。ほとんど意味不明。「そうだ、京都、行こう」みたいなもんです。

 

 一旦この症状が現れると厄介で、ほぼ一日中デジマートとJギターをチェックし続け、同時に脳内には買う理由を一つでも多く捏造する為の妄想が溢れかえり、平穏な日常は完全に失われてしまいます。

 

 が、最近この「ギター欲しい買いたい買うぞ」病に効果抜群の治療方法を発見しました。 それは「ギターが欲しくなったらギターを弾く」です。

 

 以前にも書いたと思いますが、僕が本当にギターを好きになったのはここ10年くらいのことです。高校の文化祭で初めて人前でギターを弾いてから40年近く経ってますので、つい最近といっても良いでしょう。

 

 ただし以前に比べてギターを弾くことが好きになったとはいえ、毎日暇さえあれば弾いているという訳ではありません。しばらくライブの予定がない時など、そういえば何日もギターに触れて無いな〜などという事もよくあります。

 

 病が発症するのは決まってこのタイミングです。ギターを弾いていない時というのは練習していてもなかなか上達しない自分に少し嫌気がさしている事が多いので、きっと「新しいギターがあればきっと新たな道が開けるに違いない」などと根拠のない逃げ道に希望を見出そうとしているのかもしれません。

 

 でも当たり前のことですがギターは一度に一本しか弾けません。実際ライブでは以前紹介したヴィンテージのストラトしか弾きません。気に入ったギターが一本あれば十分事足りるのは事実としてわかっているのです。

 

 なので病気が発症したと思ったら一生懸命ギターを弾きます。練習します。するとあら不思議、「やっぱこれがあれば十分だな。たくさんあっても弾けないし」。めでたしめでたし、という具合です。

 

 ただこれはあくまでも発症した時の対処療法でしかありません。この病気が発症しないようにする治療法は未だ発見されておりません。