楽器店の商品写真はギター単体だけではなく実際に肩から提げて弾いているところも載せて欲しい

　ずっとずっと欲しかった形と色のギターをいざ購入、鏡の前で提げてみてどうあがいても自分に似合わず止む無く売却。今までに何度かあります。

　なのでギターを購入する前にはセッセとYouTube等で動画をチェック。音なんかどうでも良い。実際に人が提げて弾いている姿をみて自分に似合うかどうかを一生懸命想像します。

　自分と同じような体型の人の動画が見つかれば申し分ないのですが中々そう簡単には行きません。それどころかYouTubeの試奏動画はほとんどが座って弾いているものばかりなのでなんの参考にもならないケースが多い。立って弾けよ、エレキなんだからさ〜。

　ギターに限らず男性向けの商品広告は「モノ」そのものだけを見せる紹介の仕方が多いですね。男のオタク心がそうさせるのでしょうか？それに比べて女性向けの商品は実際に装着している、使用している写真を掲載しているケースが多いように思います。

　女性は常に自分あってこそのアクセサリー、バッグ、ファッションなんですよね。どんなにそのもの自体がおしゃれでも自分に似合わなければ意味がない。翻って男はデブでブサイクなくせにフェラーリに乗ったりアバクロ着たり、とにかくモノそれ自体を愛し、自分自身とのバランスを考えていない人が多い。

　一度女の子のギター選びに 付き合った事がありますが、試奏用アンプは不要です。それよりも姿見の方が大事で、気に入った色と形のギターを鏡の前で取っ替え引っ替え、ストラップ選びも交えてまさに試着室状態でした。でもこれってステージで魅せるための道具という意味では正しいエレキギターの選び方だと思いませんか？

　楽器屋さんにはイケメンバンド野郎もいればオタクのデブもいます。中間管理職の禿げたおじさんもちゃんと揃ってます。なのでギターの角とか裏とか、細かい写真を何枚も載せるくらいならイケメン、デブ、オヤジがそれぞれギターを提げて「こんな感じで〜す」みたいな写真載せてくれた方がよっぽど有難いのですがいかがでしょう。

　勿論僕は「オヤジバージョン」を参考にさせていただきます！