バンド「うずまき」のブログ

バンドの事、音楽の事、楽器の事、その他少々の思いつきについて

ライブ中に歌詞カードを見て歌うくらいならデタラメの歌詞を前を向いて歌おう

 これも色々な意見があると思います。が、みっともないと思います。個人的にはセットリストすらお客さんから見える場所には置きたくありません。

 

 そもそもオリジナル曲なんだから、歌詞を間違えたって誰も気づかない。僕は以前ライブ中に、出来上がったばかりの新曲を歌っていて歌詞が飛んでしまった事がありますが、その時はメロディーに合わせてライブハウスの壁に貼ってあったメニューやポスターの言葉を片っ端から歌って誤魔化しました(笑)誰も気付きませんでした。

 

 まあ、ただ僕の歌に興味が無かっただけと言う可能性の方が高いですが。

 

 衣装の話の時にも似たような事を言いましたが、お客さんにとってステージ上は非日常です。ステージに上がっている人はちょこっとだけかも知れませんがスターであるべきです。スターがアンチョコなんかみちゃいけません。「ちゃんと準備したんだなー」とか「沢山練習したんだろうなー」などと思わせてはいけないんです。むしろその時その瞬間に溢れ出た衝動を歌にしているんだ、もうこの歌は僕の私の一部なんだ、くらいの勢いで歌った方がお客さんは喜びます。

 

 もちろんどうやったって間違わないくらい練習してステージに臨むのがベストであることはいうまでもありませんが、僕らアマチュアはなかなかそういうわけにもいかない場合があります。仕事や家事なんかもありますしね。

 

 だからそんな時はちまちま歌詞カードなんか見ないで胸を張って前を向いてデタラメを歌いましょう。歌詞を忘れたら壁のメニューを見て、でっかい声で「ソーセージ〜モリアワセ〜ロッピャクエ〜ン!!」と叫びましょう。意外とサマになるものです。

 

 お客さんは初めて聞いたオリジナル曲の歌詞の意味なんてそれほど気にしちゃいません。初めて観たアマチュアアーテイストの自信に溢れた振る舞いはきちんと見てますが。